油っぽい料理を積極的に食べていないのに、なぜか肌がテカテカするという「肌の脂っぽさ」に悩んでいる方は、オイリー肌の可能性があります。改善するためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。オイリー肌との正しい向き合い方について紹介します。
皮脂の役割
肌の脂は潤いを保つためには必要不可欠な成分です。乾燥肌の方の多くは皮脂成分が少ないために、肌が乾きひび割れなどを起こしてしまいます
しかし、過剰な脂は肌のベタつきの原因となるため適度に抑える必要があります。そのため、あまりにテカリがある肌の方は、オイリー肌からの脱却をし、適度な脂成分を持った肌へと変化させる必要があるのです。
オイリー肌を生む原因
オイリー肌を脱却するために大切なことは、オイリー肌がどのような状態で引き起こされるのか、メカニズムを把握しておくことが必要です。ここでは、オイリー肌が生み出される原因について紹介しましょう。
不必要な脂の除去
テカってしまった肌をよい状態へ保つため、あぶらとり紙、化粧水、洗顔などで、肌の不要な脂を取り除こうとアクションを起こす方は多くいるでしょう。
このような行動は決して間違った行動ではありません。しかし、不必要に脂を取り除くと、不足をしていると勘違いをして、過剰に脂を分泌しようとする働きが生まれてしまいます。
この状態が続けば続くほど、過剰に肌の脂が分泌されるので、結果的に過剰な皮脂を供給してしまう恐れがあります。あぶらとり紙などで除去をしても2時間程度で元に戻ってしまう恐れがあるので、このアプローチはあまりおすすめできません。
ホルモンバランスの影響
女性の体は月経周期に合わせて分泌量も変化していきます。とくに月経前の2週間〜月経の期間は、皮脂の分泌量が多くなり、過剰な脂が供給されテカリを生みます。
生理前に肌がベタつく、脂っぽくなってしまう悩みをお持ちの方は、一時的なオイリー肌なので気にする必要はありません。しかし、このような状況の時に脂を取り除こうとして洗顔などを積極的に行うと、脂の分泌がさらに過剰になるため注意が必要です。
肌のテカリやベタつきなどが一時的なものであれば、どのタイミングでそのような肌へと変化したのか注意するようにしてください。
夏の時期
夏は汗を大量にかきます。汗と脂が混ざり合った結果、肌にベタつきを生みます。このような場合には気を使う必要はありません。
ただし、夏の終わりと同時に肌をしっかりとケアしておく必要があります。もしもこの時期に肌のケアを忘れてしまうと、冬の時期のケアに失敗し乾燥肌になってしまうことがあります。
夏のベタつきは仕方ないと割り切り、最低限のケアで脂を取り除きすぎないように気をつけるようにしてください。
無駄な除去がオイリー肌の原因
このような原因の多くは、不必要な脂成分の除去にあります。脂が分泌されていることは決して悪いことではありません。自分でそのような悪循環の環境を作っている可能性があるので、該当しているポイントがないか注意をするようにしましょう。
適切な保湿をして脱オイリー肌を目指す
私たちがこのような状態を防ぐためにできる大切なことは簡単です。適切な肌のケアを行うことです。適切に肌ケアを行えば、過剰に肌に脂が分泌されてテカってしまう心配は解消されます。次のような方法でケアをするように心がけましょう。
化粧水で水分をしっかりと補給してあげる
オイリー肌になりがちな方は、皮膚が乾燥している傾向があります。皮膚の乾燥を防ぐために脂が分泌され肌を守ろうとする働きが生まれてしまうので、しっかりと水分を補給してあげることが大切です。
そのために化粧水を肌に浸透させ、しっかりと保湿をしてあげるように心がけましょう。水分を適度に補給することで、肌の乾燥を防ぎ、過剰な脂の分泌を抑制させることが期待できます。
乳液やクリームを使用する
化粧水だけの保湿をするのではなく、乳液やクリームを使用して化粧水で供給した水分が蒸発しないようフタをすることも大切です。
化粧水と乳液を合わせて使うのが面倒という方は、オールインワンタイプの製品でも構いません。しっかりと保湿をして肌を守るようにしてください。
最低でも1年は続ける
オイリー肌を変えるためには1年間は最低でも肌のケアが必要です。継続的なケアが健康的な肌を保つために必要なことなので、肌を改善したいという方は、適切な化粧品を使用して、防止するようにしましょう。
まとめ
肌のテカリで悩んでいる方は、脂を取るのではなく肌のケアにシフトをしてテカリのない肌へと改善させましょう。
ソセイバイオ株式会社では、さまざまなスキンケア商品を販売しております。テカリ肌を抑えるために肌の保湿に必要なスキンケアアイテムもございます。肌の状態を改善させたい方は、ぜひソセイバイオ株式会社にご相談ください。みなさまのご利用を心よりお待ちしております。